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2008.02.08 人のやさしさ
今週は殆ど家にこもりっきりだったので、昨日はなんとかこたつから体を引き剥がしお散歩に出たのです

1時間程ポテポテと歩き『そろそろ折り返すか。』と復路へ
できるだけ遠回りしてスーパーに寄って買い物をして帰ろうとしていました
すると、ぽつぽつと雨が降り出したのです
天気予報は曇りのち晴れだったし、出る時は晴れていたので傘なんて持っていません
しばらくは小降りだったので フードをかぶって歩きました
けれど、だんだん疲れてきたので高架下でいったん雨宿りをすることにしました

雨雲は、はるかかなたに切れ目があるものの頭上とその周辺はどす黒く
いっこうに雨がやむ気配がない
風も少しあり、雨に濡れた体はだんだん冷えてきていた

『どうしよう・・・』

行き交う人たちを眺めながら ぼんやり立ち尽くしていた

傘を持っていない学生たちは、それでも友達と元気に話しをしながら歩いてゆく
犬にレインコートまで着せて 傘をさして散歩をしている人までいる
雨に濡れながら、小走りで行く人もいる

『どうしよう・・・』

私は本当に途方に暮れていた

その時、自転車に乗ったおばさんが「どこまで行くの?」と声をかけてくれた
私が住所を言うのを聞き 「これ 持って帰り。」 と、自転車につけてさしていたビニール傘を
私に差し出してくれた
きっと そのおばさんも雨が降り出して購入したんだろう、そのビニール傘は真新しかった
「いえ、そんな いいです・・・」私はその気持ちだけでもうれしくてもぉ泣きそうだった
「私、高架下通って行くし 家すぐやから。お腹大きいのに、冷やしたらあかんし。」
おばさんは私に傘を渡し 笑顔で自転車をこいで行ってしまった

私は何度も「ありがとうございます。」とおばさんの後ろ姿に言った
おばさんの姿が見えなくなるまでみつめながら、ぐずぐずと泣いた
歩き出しながらも ぐずぐずと泣いた
本当に困っていて、本当に助かった。
本当にうれしかった。
心があたたかさでいっぱいになって涙が次々溢れ出た
子供のように 「うぇっ うぇっ」 ってしゃくりあげながら歩いた

夜、夫に話しながらまた泣いた
「お礼もできない」となげく私にティッシュを渡しながら夫はやさしく頭をなでてくれた
私をなだめるために「あの辺はよく通るんやし、また会えたらな。」なんて
現実味のないことを言ってくれたりもした

あのおばさんに会うことは もぉ ないかもしれないけれど
あのいただいたやさしさは、また私が誰かに渡せればいいな
あの傘のように。

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